住宅性能

HOME PERFORMANCE

全棟、第三者による
気密測定を実施

高気密・高断熱住宅による快適でエコな暮らしを提供するために、戸建て注文住宅の全棟で第三者による気密測定を実施いたします(2023年6月契約物件より)。

社内基準:C値0.5㎠/㎡以下※間取りやサッシ等の条件より、0.5㎠/㎡以下とならない場合があります。

詳しくは、弊社社員にお問合せください。

STRUCTURE 01

快適性能

家族の幸せを一番に考える。これがアイ工務店の家づくりの哲学です。そのためには、しっかりとした技術に裏付けられた高性能な住宅をつくらなければなりません。そこで、2022年「長期優良住宅仕様」に対応するとともに、住宅の性能を示す「住宅性能評価制度」においても、8項目で最高等級相当を確保。高い安全性と快適性能を備えた、高品質な注文住宅をお届けします。

STRUCTURE 02

耐震性能

マイホームには、大切な家族や財産など守りたい物がたくさんあります。住まいを支える地盤・基礎から使用する木材、耐震性能を向上させる接合金物・剛床構造・5倍耐力壁の採用など、様々な素材・手法で耐震性能を磨き上げ、住宅性能表示制度の耐震等級で最高ランクに対応。
耐震性能に徹底的にこだわった、安全なマイホームづくりを実現します。

STRUCTURE 03

耐久性能

大切な家族との思い出が詰まっていくマイホームだからこそ、長く大事に使っていただきたい。アイ工務店では、高耐久・長寿命化に向けた様々な劣化対策を実施しています。中でも木造住宅の耐久性を左右する「湿気」「白蟻」対策も入念に行い、住宅性能表示制度の劣化対策において最高ランクに対応。長く住み継がれる住まいづくりを行っています。

快適性能

新しい基準で求められる断熱性能

2022年4月1日に日本住宅性能表示基準が一部改正となりました。それにより、ZEHレベルの基準である断熱等性能等級の「等級5(ZEH基準の水準)」と一次エネルギー消費量等級の「等級6(ZEHを上回る水準)」が新設され、求められる断熱性能は、全国を8つの地域に区分し、地域ごとにUA値(外皮平均熱貫流率)が規定されました。「N-ees」は、標準仕様で北海道エリアの「断熱等級5」の性能を満たしています。 ※UA値は、プラン、建物の大きさにより異なる場合があります。
※北海道地域の設計仕様は別仕様になります。

長期優良住宅を超える品質

アイ工務店では、住宅性能の共通基準である「住宅性能表示制度」において、「耐震等級(損傷防止・倒壊防止)」をはじめ「耐風等級、劣化対策等級、維持管理対策等級、省エネルギー等級、ホルムアルデヒド発散等級」など、8項目で最高等級相当に対応。長期優良住宅を超える品質で、「愛する家族が、安心して暮らせる」そんな安心・安全な住環境を、標準でお届けします。

最新の省エネルギー基準に適合

屋根裏は遮熱ボードに硬質ウレタンフォームを吹付、外壁は屋外側にフェノールフォーム張り、屋内側に硬質ウレタンフォーム吹付のダブル断熱を採用。床下は高性能ガラス繊維を敷きこむことで、外気の熱い寒いに影響されにくく、従来より少ない光熱費で冷暖房が利用できる、高気密、高断熱仕様を標準で採用しています。一般的な木造住宅において熱ロスの多くを占めるといわれる窓には高性能断熱サッシ+Low-Eトリプルガラス(アルゴンガス入り)を採用。断熱効果だけでなく紫外線のカットや防露・防音にも高い効果を発揮します。

高気密・高断熱を標準装備

吹付発泡による硬質ウレタンフォーム断熱

アイ工務店では、隙間ができにくく、断熱性能も高く、長期間安定した性能を発揮し、シックハウス症候群等の原因物質を含まない、「吹付発泡による硬質ウレタンフォーム断熱」を標準で採用しています。当断熱材は、従来のフロンガス等を使った物ではなく「水」を使って発泡させる、高性能で身体にも環境にも優しい仕様です。また、隙間なく断熱材が行き届く事により、屋外の騒音や屋内から外への音漏れ、上下階の生活音を抑制する、高い吸音性能を発揮します。

高性能で環境に優しい

屋根遮熱断熱

屋根裏は、外からの熱気・冷気を遮るだけでなく、壁や窓などで断熱した熱や冷気が逃げないようにするための「フタ」でもあります。屋根裏に「遮熱ボード」と吹付発泡による「硬質ウレタンフォーム断熱材」を採用。室内の温度が外気温に左右されにくい、快適な住まいを実現します。また、「アスファルトルーフィング」の施工で防水対策も万全です。

遮熱ボードと硬質ウレタンフォーム断熱材で屋根裏を遮熱する
TOPICS

優れた防水性を発揮する高性能ルーフィングで漏水を防ぎます

品質の高い改質アスファルトの効果により、釘穴を長期に亘りしっかりシールして雨水の侵入を防ぐことを試験で確認しています。さらに。大規模設備を使用して実証実験の試験を行い確認しています。

釘打ち試験方法

図のように30mmの水頭までパイプ内に色水を入れます。24時間静置後、貫通釘を通した漏水の有無を確認します。貫通釘を通した水が認められない場合は、水を取り除き、さらに24時間静置し、釘孔部分の下地状況を確認します。

優れた耐久性で、屋根の防水性能を長く保ちます

引張強度・伸び率、寸法安定性の試験を行い耐久性を確認しています。

構成例:建設エリアより構成を変えていますが、性能に問題はありません。

合成繊維不織布と品質の高い改質アスファルトを使用することで、弾力性のあるしなやかな製品強度と伸び率を実現し、従来のアスファルトルーフィン940と比べると2倍以上の耐久性があり、長期に亘り優れた寸法安定性を有しています。

Low-E トリプルガラス採用「高性能断熱サッシ」

一般的な木造住宅において“熱ロス”の多くを占めているといわれる「窓に」、「高性能断熱サッシ」+「Low-Eトリプル」(アルゴンガス入り)を採用。断熱効果だけでなく、紫外線のカットや防露・防音にも高い効果を発揮。室内の温熱環境を改善し快適な住環境を実現させます。 ※防火サッシ除く

快適な室内環境を実現する
TOPICS

室温の逃げ出し口の多くは「窓」なのです

開口部である窓やドアは、住まいにとっての穴という見方があります。住まいは大きく見ると壁や屋根、そして床で成り立っています。そして断熱性という観点で見たとき、室温の最も多くの逃げ出し口が窓なのです。窓を樹脂窓トリプルガラスに変えただけで、窓からの熱損失率はアルミサッシに比べ約6割削減できます。

断熱性能

優れた断熱性で冬の住まいを暖かくすることができます!トリプルガラスと樹脂フレームの組み合わせで高い断熱性能を実現!

2つの中空層16ミリにアルゴンガスを封入 総厚41※ミリのトリプルガラス

ガラスとしては最も断熱効果が高い16ミリの中空層が2層。そして中には空気よりも熱伝導率の低いアルゴンガスを封入。さらに2枚のLow-Eガラスで挟まれた総暑41ミリのトリプルガラス。そしてスペーサーに熱伝導率の低い樹脂スペーサーを採用し、断熱性能と日射取得率のベストバランスを追求しています。 ※引き違い窓:総厚33mm

マルチチャンバー構造でフレームの断熱性能も高めます

従来の樹脂窓に比べ、フレームの中空層が多いマルチチャンバー構造を採用。障子フレームと枠フレームの部屋数を多くし、熱を伝えにくくしています。フレームの表面温度が1.5℃上昇します。(室外温度0℃/室内温度20℃解析値)

夏季:夏の暑さから大切な家族を守ります。夏の熱気は外からの侵入も防いで住まいの快適さをキープ

夏の窓辺の表面温度は窓でこんなに違います

樹脂窓は、室温を上げる日射熱をブロックします。そのため、室内側のフレームとガラスの温度は、従来の窓のように高温になることもなく、室内温度が快適に保たれるのです。

冬季:窓辺と室内に温度差が生じにくい結露知らずの窓を実現します。ガラスもフレームも冷たくならず、結露しません。

冬の窓辺のひんやりがなくなります。

日本の多くの住宅では、非常に熱貫流率の高いアルミを素材とした窓が使用されています。アルミサッシ(単板ガラス)に比べて、TYPE-Aなら7倍以上の高い断熱性能を誇ります。

サーモグラフィカメラによる窓辺の温度比較

※各種数値はTYPE-Aのデータを紹介。他タイプが異なります
撮影条件:室外-10℃・室内20℃(東京大学前研究室×YKKAP価値検証センター)

熱交換型24時間セントラル換気システム

次世代省エネ仕様である事により建物の気密性が高まり、空気の循環を計画的に行う必要性があります。アイ工務店では、外気と内気の温度を近づけ換気を行う、熱交換型による24時間セントラル換気システムを採用。温度差が少ないため、空調ロスも少なく、効率的に室内の空気をいつも清潔に保ちます。

快適な温度で家中の空気を新鮮に保つ

ユニバーサルデザイン

危険な段差の解消、手摺りの設置をはじめ、極力1階部分は引戸や通路を広くするご提案をするなど、住まいの細部に「ユニバーサルデザイン」を採用・提案しています。

誰でも快適に。そしていつまでも使えるように

シックハウス対策

新築なのに、目がチカチカしたり涙や鼻水・せきが出る・・・こういったシックハウス症候群を防ぐため、原因といわれているホルムアルデヒド(VOC)等の放出量がゼロもしくは極めて少ない、JIS・JASで最高水準のF☆☆☆☆(エフ・フォースター)建材を標準で採用しています。また、壁紙には安全性の高いSV規格、接着剤にはゼロホルマリン接着剤を採用し、安全で健康的な住まいをご提供いたします。

安全で健康的な住まいを実現

耐震性能

地盤調査・基礎構造

どんなに丈夫な建物であっても、正しい地盤調査結果にもとづいた基礎計画でないと、家が傾いたり不同沈下を起してしまう事になるかもしれません。アイ工務店では、現地にて入念な地盤調査を行い、正しい地盤の状況を把握しながら、適切な基礎補強計画をご提案していきます。

ベタ基礎

アイ工務店では標準仕様で、基礎部分に鉄筋を配しコンクリートを敷き詰めた、強固な「ベタ基礎」を採用。地震時の揺れによる変形に耐えられる強固な基礎を実現し、建物を足元からしっかりと支えます。

建物を足元からしっかりと支える

5倍耐力壁

通常、耐震性能の向上には、筋交い(すじかい)などの耐力壁を用いて構造躯体の強度を高めますが、アイ工務店では、国土交通省認定の中で最高ランクの壁倍率5倍に認定された、5倍耐力壁をプランにより配置しています。この5倍耐力壁により、高い耐震性能を実現すると共に、強度を損なわず柱を減らした構造躯体による設計の自由度向上を実現しており、間取りの変更が容易に行える設計となっています。

耐震性と自由な間取りを両立

耐震等級最高ランク

せっかく強固な構造を用いても、全体のバランスが悪いと、地震などの衝撃にもろい構造となる危険性があります。この耐震強度のバランスを示す指標に「偏心率」というものがあり、建物は偏心率が小さいほどバランスが良い建物となります。アイ工務店では、自由設計プラン一棟一棟ごとに、耐震等級が最高ランクになるように、偏心率を用いて診断を行いながら設計しています。

耐震設計診断システム

金物併用工法

従来の木造軸組工法は、柱や梁の接合部分の弱さにより、地震時の揺れによる力で接合部分の離脱や欠損による損壊が多く見られていました。アイ工務店では、柱と梁の接合部分に「金物接合」と「プレカット仕口加工による接合」を適材適所に計画する事により、まさに「家そのものが大黒柱」となる、強固な構造を形成しています。

柱と梁をガッチリと固定

剛床構造

アイ工務店では、28mm厚の構造用パネルと梁を接合して一体化した「剛床構造」を採用。地震や台風などの横から加わる力、水平荷重を分散させる強固な構造を実現し、壁の強さを表す壁倍率と同じように、床の強さを表す指標「床倍率」でも最高ランクの3となり、従来工法の床と比べて約3倍の強度を確保できます。これにより高い耐震性能とともに、台風などにも強い、安心・安全な住まいづくりを実現します。

一般的な従来工法の3倍の強度

接合金物

住まいは、地震や台風などの強風を受けた時、上下左右や前後など様々な方向に力がかかり、浮き上がったり傾いたりしようとして、柱が基礎や梁から離れようとします。こうした、基礎・柱・梁などの接合部分の脱着を防止し、強固な構造躯体を構成するために接合金物を採用。ホールダウン金物や羽子板ボルトなどを、構造計算を元に最適な場所に最適なものを設置し、接合部分をガッチリと固定。地震に強い構造躯体を実現します。

地震に強い構造躯体を実現

防震吊木

快適な住まいの実現には、上下階の音などを抑える遮音性能も大切。アイ工務店では、2階で発生した足音や物音などの振動波を軽減する防震吊木を採用。もともと鉄より音を伝えにくい素材である「木」ですが、2階の床から1階天井への梁などの柱などを通して伝達する音を軽減し、プライバシーの確保された住まいを実現します。

2階からの騒音を軽減してプライバシーを確保

耐震性の安全に優れるオリジナルプレセットタイル

オリジナルプレセットタイル外壁で面内せん断試験を行い耐震安全性に優れていることを確認しています。木造住宅においては、地震発生の際に外壁が剥離すると、火災の延焼が生命や財産の損害につながり、また、大きなひび割れが入ることで美観が損なわれてしまいます。従って、剥落・ひび割れ防止は重要な性能の一つです。

TOPICS

検証

中地震相当の層間変形角(1/120)ではほとんど損傷がなく、大地震相当の層間変形角(1/30)でも剥落しないことを確認 ※面内せん断試験は、変形した時にどれぐらい壊れたのかを確認する試験です。
※層間変形角は、壁がどれだけ壊れたか(傾いたか)を示しています。

試験実施場所:岐阜県立森林文化アカデミー オープンラボ
試験実施機関:特定非営利活動法人 WOOD AC ※実際の建物の被害は立地条件により異なる可能性があります。

耐久性能

防湿・防蟻対策

むき出しの地面からは、1日数十リットルもの水蒸気が発生しているといわれています。アイ工務店では、基礎の下に防湿・防蟻シートを敷き詰め、その上に鉄筋コンクリートを打設。二重の防湿・防蟻対策により、住まいの耐久性を損なう湿気や白蟻を防ぎます。また、土壌汚染だけでなく、人体への悪影響を与える可能性も指摘されている防蟻対策として一般的な殺虫剤の土壌散布を、二重の防湿・防蟻対策により行いません。環境や人に優しく、しかも効果的な工法で湿気や白蟻を防ぎます。

防湿・防蟻シートとベタ基礎 環境にも優しい

オリジナルW(ダブル)断熱工法

高性能断熱材(フェノール+発泡ウレタン)を組み合わせたオリジナル「W(ダブル)断熱工法」は、壁パネルは構造用面材を挟むように外側30mm、内側80mmの「高性能断熱材」を使用。優れた断熱性と気密性は、省エネや快適性につながります。

優れた断熱性を発揮

全周換気工法

床下の換気方法には、従来の床下換気の1.5〜2倍の換気能力がある、「基礎パッキン」を使った全周換気工法を採用。全方向での換気が可能となり、湿気がこもる箇所もなく、快適な床下環境づくりを実現しています。

床下の湿気を全方位から換気

鋼製束

長期間安定して床下で住まいを支えるために、鋼製束を採用。湿気や白蟻に強く、耐久性に優れており、従来の木製の床束と比べ、腐食の心配もありません。また、ジャッキ機能によりメンテナンスも容易になっています。

耐久性が高く白蟻にも強い

吹付発泡による硬質ウレタンフォーム断熱

約99%が空気の「吹付発泡による硬質ウレタンフォーム断熱」により、断熱性能の劣化がほとんどありません。また、吹付発泡で構造躯体にぴったり接着しますので、構造躯体の温度変化や劣化による伸縮にも柔軟に対応。長期にわたり剥がれたり、隙間ができたりすることが無く、快適な住環境を手間なく維持できます。

長期間、性能を変わらず維持約99%が空気

アイ工務店の家づくり